オンライン就活のやり方とは?メリット・デメリット・評判を考える

就職活動で会社を探す男女

 

新型コロナウイルスの影響で多くの事に変化が起こっております。

採用活動や就職活動もその一つであり、対面での説明会や面接が難しくなった今、オンライン化が進んでおります。

そこで出てきた言葉が「オンライン就活」です。

今回はオンライン就活とは何かということから、メリット・デメリット・評判を考えてみます。

 

目次

オンライン就活のやり方とは?メリット・デメリット・評判を考える:本記事の内容

 

本記事の内容
  • オンライン就活の意味を説明
  • オンライン就活のメリット・デメリットを紹介
  • おすすめの就活本の紹介
  • オンライン就活のやり方を紹介

  

オンライン就活の意味は、もともと2通りある

 

調べてみると、オンライン就活とは新型コロナウイルス前からも存在した言葉であり、現在では2通りの意味を持つようです。

オンライン就活とは
  1. 地方在住や海外在住など、都心から離れた就活生に向け、オンラインで合同企業説明会と座談会、およびキャリアセミナーを開催するサービス
  2. 新型コロナウイルスの影響により、対面での説明会や面接が出来なくなり、説明会・面接などをWEB上(オンライン)で進めること

どちらも結果的には、オンラインを活用した就職活動となるのですが、もともと①は都心と地方の格差を埋めるための策であったようです。

現在では、都心・地方関係なく、全ての就活生が説明会や面接などをオンラインで行う就職活動を指しております。

 

オンライン就活のメリット・デメリットを紹介

 

対面からオンラインに変わることで、どのようなメリット・デメリットがあるのか。

就活生の目線からまとめてみました。

 

メリット5つ

メリット
  1. 自宅にいながら就職活動が可能
  2. セミナーやイベントの開催が多い
  3. 時間を作りやすく、多くの企業を知ることができる
  4. 交通費や宿泊費が不要になる
  5. 今まで出会えなかった企業に出会える

オンラインでの活動となるため、基本的に自宅で就活を完結することが可能です。

各社が積極的にオンラインでの採用活動を進めていることで、オンラインセミナーやイベントは、以前よりも豊富になっております。

また、移動時間がなくなることで以前より多くの時間が生まれます。

場所・時間にとらわれないことで、地方の学生が都心に出る必要もないですし、地方に居ながら都心の企業に応募することも可能です。

その逆もあり、都心の学生が地方の企業を知るチャンスも増えております。

 

デメリット3つ

デメリット
  1. 企業の雰囲気が掴みづらい
  2. WEBで活動可能な環境(PC・インターネット)が必要
  3. 就活の開始時期が不明瞭になる

実際に行ったり、会ったりするリアルの活動と違い、企業の雰囲気は感じにくくなります。

雰囲気を感じて志望企業を決めたい就活生にとっては、悪いポイントとなります。

リアルでの就職活動だと、周りの就活生が動き出したり、合同企業説明会が開催されたりと、就活の動きを掴みやすいです。

ですが、オンラインだと目に見える変化が少なくなってしまうため、自身で情報を探さないと、置いていかれる可能性もあります。

 

オンライン就活のやり方は、基本的には今までの就活と同じ

 

オンラインになったからといって、これまでの就活のやり方が全て変わるわけではないです。

今まで対面で行っていたものが、全てオンラインになるだけくらいの気持ちでいましょう。

そのため、志望動機を考えることや、自己分析、面接対策をすることは同じです。

ですが、オンラインになっての注意点もあるので以下にまとめます。

注意点
  • 情報は積極的に調べる(対面での雰囲気は感じられないため、志望動機に工夫が必要)
  • WEB面接への対策(事前に友人とオンラインで会話してみて、声がどのくらい聞こえるか、どんな見え方をしているのか確認しよう)
  • PC、ネット環境(自宅の環境を良くする余裕があれば増強する。家の中で落ち着いてWEB面接できる環境も整える)

上記の注意点の対策を行うことが、オンラインを利用した就活の特殊点になります。

 

おすすめの就活本を紹介します

 

「納得の内定」をめざす 就職活動1冊目の教科書

とても現実的で、就活というものの全体像をつかむことができます。

最初の1冊としておすすめなので、何を買えばよいか迷っているという方は、ぜひ購入して読んでみて下さい。

 

オンライン就活は企業側では好評化

 

オンライン就活が本格化して日も浅いですが、現時点での評価はどのようなものがあるのか調べてみました。

 

企業側には好評

今までのセミナーや説明会は、会場の広さの関係もあり、参加可能な人数が限定されておりました。

しかし、オンライン上では会場の制約がなく、一度に多くの就活生の参加が可能です。

就活生の交通費も浮きますが、企業側にとっても経費を削減することにつながります。

こういった面からも、企業側には好評のようです。

 

面接をオンラインで行うことへの抵抗

多くの企業が一次面接はオンラインで行うことを決めております。

しかし、内定を出す最終面接までをオンラインで行うことには、対応が別れているようです。

全てオンラインで行うという企業もありますが、「就活生にとって、最後のアピールの場がオンラインというのも抵抗があるのでは」と、最終面接は対面で行う企業もあります。

就活生側の意見も賛否あり、オンライン面接への評価は、まだ明確には出ておりません。

 

コロナ影響で採用数は減少するのか

 

就活情報提供のマイナビが4月9~13日に実施した緊急調査では、「新型コロナウイルスの影響を受けての採用数計画をどうするか」という質問に、「増やす」が1.5%▽「予定通り」が82.6%▽「減らす」が3.9%▽「未定」が約12%――だったそうです。

8割の企業が予定通りとしているため、チャンスが閉ざされてわけではないです。

 

以上、オンライン就活のやり方、メリット・デメリット・評判の紹介でした。

誰かの為になっていれば幸いです。